ウォーターサーバー / GUIDE

浄水型vs宅配型ウォーターサーバー|どっちがお得?【2026年】

浄水型と宅配型のウォーターサーバーを月額費用・初期費用・水質・利便性の4軸で比較。一人暮らしから家族向けまで、住居条件や生活スタイルに合った選び方を整理します。

更新日: 2026-07-19

結論:コストで選ぶなら浄水型、水の種類で選ぶなら宅配型

「どっちがお得か」を月額だけで決めると判断を誤ります。本記事の試算では、電気代を含めた実質月額は浄水型のほうが月1,000〜1,500円ほど安くなります(2026-05-09時点の公開情報ベース)。一方で宅配型にしかできないこともあるため、コスト以外の条件も含めて決めるのが確実です。

タイプ別の要点(実質月額は電気代700円/月を含む・2026-05-09時点)
タイプ実質月額の目安向いている条件
浄水型(カートリッジ補充型)約3,280円〜工事ができない賃貸・置き場所が限られる・水をよく使う
浄水型(水道直結型)約3,840円〜工事の許可が取れる・ボトル交換をやめたい
宅配型(ボトル型)約4,837円天然水やRO水にこだわる・災害用の備蓄も兼ねたい
  1. 水道水を浄水して飲めれば十分なら浄水型 — 使う量が増えても料金が変わらず、ボトルの在庫管理や置き場所も不要
  2. 天然水・RO水そのものが目的なら宅配型 — 水源や採水地を選べるのは宅配型だけ。停電時でもボトルから注げる備蓄性も宅配型の利点
  3. 短期で解約する可能性があるなら浄水型(特にカートリッジ補充型) — 宅配型は早期解約すると実質月額が約4,837円から約5,545円に上がる試算(24ヶ月で解約・解約金15,000円想定)
  4. 判断がつかないときは「月に何リットル使うか」から逆算 — 使用量が多いほど従量課金のない浄水型が有利になります

浄水型と宅配型の基本的な違い

ウォーターサーバーは大きく 宅配型浄水型 の2種類に分かれます。宅配型は天然水・RO水のボトルを定期配送してもらう方式で、「ボトル型」「水の宅配」と呼ばれることもあります。工事不要で始められる一方、ボトルの保管場所と定期的な交換作業が必要です。浄水型は水道水をサーバー内のフィルターで浄水する方式で、ボトルの在庫管理が不要です。さらに浄水型は、工事の有無で 水道直結型カートリッジ補充型 に分かれます。呼び方は各社で揺れますが、指しているものは同じなので、比較するときは「ボトルを配送してもらうか、水道水を浄水するか」で切り分けると迷いません。

宅配型・浄水型(水道直結/カートリッジ補充)の方式別の特徴(2026-05-09時点)
方式水の供給源工事保管・補充
宅配型天然水・RO水のボトルを定期配送不要ボトル保管スペースが必要・自分でボトル交換
浄水型(水道直結)水道水をサーバー内フィルターで浄水必要(給水管に直結)ボトル不要・使用量に上限なし
浄水型(カートリッジ補充)水道水を手で補充してフィルターで浄水不要ボトル不要・タンクに水を注ぐ作業あり

浄水型と宅配型の月額費用を比較する

宅配型の月額費用は 水代+サーバーレンタル料 の合計で、浄水型は サーバーレンタル料+フィルター交換費用 が主軸になります。どちらのタイプも電気代が月500〜800円程度加算されます(機種・使用状況による目安)。

浄水型と宅配型の月額費用の目安(2026-05-09時点・各社公式情報ベース)
項目宅配型浄水型(水道補充/水道直結)
月額の目安プレミアムウォーター「もっとPREMIUMプラン」で月額4,082円(税込・amadanaスタンダード・12L×2本の場合)水道水補充型で月額2,580円〜・水道直結型で月額3,140円〜(相場感)
水代ボトル単位の従量制(月の配送本数で変動)水道水を使用するため水代そのものは不要
サーバーレンタル料プランによって無料または有料サービスごとに月額に内包される定額制が多い
フィルター交換費用別途発生(交換周期はサービスごとに異なる)
電気代(共通)月500〜800円程度(機種・使用状況による目安)月500〜800円程度(機種・使用状況による目安)

初期費用と工事の有無

宅配型はレンタル形式のサービスが多く、サーバーレンタル料・配送料が無料のプランもあります。ただし申込時に登録事務手数料が発生するケースがあります。浄水型は工事の要不要によって初期コストが分かれます。

初期費用と工事の比較(2026-05-09時点)
項目宅配型浄水型(水道直結)浄水型(カートリッジ補充)
登録事務手数料プレミアムウォーターは3,300円(税込)サービスにより異なるサービスにより異なる
工事費—(工事不要)専門業者の工事が必要(初期費用として発生するケースあり)—(工事不要)
賃貸住宅での設置可否工事不要のため可(保管スペース要)管理会社の承認が必要(不可のケースあり)工事不要のため可

浄水型・宅配型それぞれの実質月額シミュレーション

月額表示だけでなく、利用期間を仮定した「実質月額」 で比べると、タイプごとの差の見え方が変わります。ここでは「実質月額 =(月額 × 利用期間 + 初期費用 + 中途解約時の解約金)÷ 利用期間 + 電気代」で試算します。工事費・フィルター交換費用はサービスによって具体額が異なるため、下表には含めず別途注記します。

実質月額シミュレーション(2026-05-09時点の公開情報ベース・電気代700円/月で試算)
タイプ月額+電気代満期まで利用した場合の実質月額5年未満で早期解約した場合の実質月額
宅配型(プレミアムウォーター もっとPREMIUMプラン・amadanaスタンダード)4,082円+700円=4,782円約4,837円(60ヶ月満期・登録手数料3,300円を按分)約5,545円(24ヶ月で解約・解約金15,000円想定を含む)
浄水型(水道直結型)3,140円〜+700円=3,840円〜約3,840円〜(工事費を除く。工事費はサービスにより数千〜数万円の幅があり初回に別途発生)配送ノルマ・長期の解約金が設定されていないサービスが多く、早期解約による実質月額の跳ね上がりは宅配型ほど大きくない(契約内容は要個別確認)
浄水型(カートリッジ補充型)2,580円〜+700円=3,280円〜約3,280円〜(フィルター交換費を除く。交換周期・費用はサービスにより異なる)同上(配送ノルマなし・工事不要のため早期解約時の負担も比較的軽い)

水の種類と味の違いを知る

ウォーターサーバーの水は、宅配型の「天然水」「RO水」、浄水型の「浄水(水道水原水)」の3種類に整理できます。水源と処理方式が異なるため、味わいや特徴に違いがあります。

天然水・RO水・浄水(水道水原水)の違い(2026-05-09時点)
種類提供される方式水源・処理特徴
天然水宅配型自然の水源から採水・ミネラルを含む採水地ごとに硬度・味わいが異なる
RO水宅配型逆浸透膜(RO)でミネラルをほぼ除去した純水に近い水クセが少ない・調乳向けに案内しているサービスもあり(利用前に各社公式案内を要確認)
浄水(水道水原水)浄水型水道水をサーバー内フィルターで浄水フィルター性能によって残留塩素・トリハロメタン等の除去レベルが変わる

配送ノルマ・メンテナンス・設置しやすさを比べる

日々の運用負担は、宅配型と浄水型で性質が大きく異なります。配送ノルマ・ボトル交換の手間・休止可否 を整理しておくと、自分の生活パターンに合うかを判断しやすくなります。

運用負担の比較(2026-05-09時点)
項目宅配型浄水型(水道直結/カートリッジ補充)
配送ノルマあり(例:12L×2本/月)なし(使う量に制限なし)
ボトル交換の手間1本あたり約12kgの自己交換が必要ボトル交換不要(フィルター交換のみ)
休止制度(参考)プレミアムウォーターは最大59日間の無料休止が可能・上限を超えると手数料が発生ノルマ自体がないため休止の概念なし
向く生活パターン家族世帯・水の消費量が多い一人暮らし・高齢の方・体力的負担を避けたい方

浄水型が向く人・状況(一人暮らし・賃貸向け)

浄水型は ボトル保管スペースが取りにくい住居・配送ノルマを消化しにくい使用量・身体的に重量物の交換が難しい方 に向いています。

浄水型が向く状況

  • ボトルの保管スペースが確保しにくいワンルームや狭いキッチン
  • 重いボトル交換が身体的に難しい場合
  • 一人暮らしで水の消費量が少なく、配送ノルマを消化しにくい場合
  • 天然水の風味よりもランニングコストや手間のなさを優先したい方

賃貸での導入時の注意

  • カートリッジ補充型 は工事不要なので、賃貸でも導入しやすい
  • 水道直結型 は工事が必要なため、賃貸では事前に管理会社の許可を取ることが条件

宅配型が向く人・状況(ファミリー・天然水こだわり向け)

宅配型は 天然水の味わいを重視したい方・水の消費量が多い世帯・育児世帯向け割引を活用したい方 に向いています。工事不要のため住居を問わず設置できる点も利点です。

宅配型が向く状況

  • 採水地を選べる天然水の味わいにこだわりたい場合
  • ファミリー世帯で水の消費量が多く、配送ノルマを消化しやすい場合
  • 育児世帯向け割引プランを活用したい場合
  • 工事ができない住居でも始めたい場合

最低利用期間と解約金の例(プレミアムウォーター)

プレミアムウォーター プラン別の最低利用期間(2026-05-09公式確認)
プラン最低利用期間期間内解約の扱い
もっとPREMIUMプラン最低5年契約解除料が発生
ずっとPREMIUMプラン最低3年契約解除料が発生

どちらを選ぶか迷ったときの判断軸

浄水型か宅配型かは、以下の 4つの軸 で順番に判断すると整理しやすくなります。

  1. 水への期待 — 天然水・RO水の風味を重視するか、浄水フィルターで十分か
  2. ライフスタイル — 配送ノルマを消化できるか、ボトル交換が負担にならないか
  3. 住居条件 — 工事が可能か、ボトルの保管スペースがあるか
  4. 総コスト — 月額+初期費用+解約金を、想定利用期間で割った 実質月額 で比較
Q. 浄水型と宅配型、結局どっちが安いですか?
A. 月額表示だけで見ると浄水型(カートリッジ補充型で月額2,580円〜)が最安ですが、宅配型(プレミアムウォーターamadanaスタンダードで月額4,082円)も最低利用期間の満期まで使い切れば実質月額は約4,837円まで縮まります。差が大きく開くのは 途中解約したとき で、宅配型は解約金が上乗せされ実質月額が約5,545円まで跳ね上がる一方、浄水型は長期の解約金設定がないサービスが多く実質月額がほぼ一定に保たれます。「満期まで使い切れる前提か」で判断が変わる点に注意してください。
Q. 解約金・配送ノルマの違いは何ですか?
A. 宅配型には多くの場合、最低利用期間内の解約に解約金が発生します。プレミアムウォーターの例では、もっとPREMIUMプラン(最低5年)でamadana Standardが1年未満解約時45,000円、経過年数とともに段階的に減額され5年以上で0円になります(2026-05-09確認情報)。加えて配送ノルマ(例:12L×2本/月)があり、消化できないと休止手数料が発生する場合があります。浄水型はそもそも配送というプロセスがないため配送ノルマは存在せず、長期の最低利用期間・解約金を設定していないサービスも多くありますが、契約内容はサービスごとに異なるため申込前に必ず公式FAQで確認してください。